友人や知人からマンションを購入したいと言われたら、購入者を探す手間が省けてラッキーだと思う人もいると思います。

しかし友人や知人との不動産売買取引には、知り合いだからこそトラブルになりやすいという隠れたリスクがあるので注意が必要です。

よく友人間のお金の貸し借りは関係を壊すから絶対にダメ、というのを耳にしますが、マンション売買でも同じことが言えます。

お金の貸し借りではありませんが、多額な金額が動くマンション取引では一度トラブルになれば友人関係に亀裂が生じ、修復するのは難しくなります。

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この記事では、「友人や知人にマンションを売却する方法」から「友人や知人にマンションを売却するときの注意点」について紹介していきます。

友人や知人にマンションを売る方法

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友人や知人との不動産売買取引はトラブルになりやすいので、あまりおすすめしませんが、売却できないわけではありません。

友人や知人にマンションを売却する方法について、ケース別に解説します。

不動産会社に仲介を依頼していない場合

不動産会社に仲介を依頼する前に友人からマンションを購入したいと言われた場合、不動産会社に仲介を依頼するべきかどうか悩む人が多いのではないでしょうか。

トラブル回避のために不動産会社に仲介を依頼する

不動産会社と媒介契約を結んでいなかったとしても、購入者が現れたら不動産会社に相談してください。

不動産会社の役割は買主を見つけるだけでなく、トラブルにならないように売買取引を進めることでもあります。

友人間で売買取引する場合、知り合いだからとどうしてもトラブルに対するリスク管理が甘くなりがちです。

しかしリスク管理が甘くなれば、ルールをしっかりと定めなかったことによるトラブルに巻き込まれてしまいます。

知り合いにマンションを売却する場合でも、不動産会社に間に入ってもらうのがベターです。

仲介手数料は買主を見つける手間や時間が省けるので満額、支払う必要はありません。値段交渉してみましょう。

友人間の不動産取引は不動産一括査定サイトを利用するのがベスト

友人間の不動産取引を仲介してくれる不動産会社は、インターネットの不動産一括査定サイトで探すのがベストです。

友人や知人との売買取引はトラブルに発展しやすいため、リスク管理をしっかりおこなってくれる不動産会社を見つけましょう。

また友人だからこそ高く設定しにくい売買代金についても、不動産会社が提示する査定額を根拠にすれば請求しやすくなります。

不動産一括査定サイトを利用すれば、納得感のある売買取引をおこなうことができるということです。

どの不動産一括査定サイトで査定依頼すれば良いかは、下記の記事を参考にしてください。

不動産一括査定サイト8社を徹底比較!注意点とデメリットまで解説

不動産一括査定サイト8社を徹底比較しました。この記事では、初心者も安心して利用できる査定サイトの紹介から一括査定のメリット・デメリット、利用する際の注意点まで解説しています。自分に適した査定サイトを見つけることで、不動産を高く売却することができます。

個人的にやり取りをする

せっかくマンションを買ってくれる人を自分で見つけられたのだから、不動産会社には頼まずに仲介手数料を節約したいという人も多いと思います。

仲介手数料は「売却価格×3%+6万円+消費税」となっており、3,000万円のマンションを売却するときには1,036,800円かかります。

不動産会社を通さなければ100万円以上の費用を浮かせることができるのですから、友人や知人がマンションを買いたいと言ってきたら誰しも個人的に売買取引を進めたほうがお得だと思うでしょう。

しかし不動産会社に仲介を依頼せずに個人的に売買取引を進める場合、書類の準備や手続きなど、すべて素人である売主と友人とでおこなわなければなりません。

リスク管理が不十分で後からトラブルになったり、書類に不備があって実は所有権が移転できていなかったという問題も起こり得るので注意が必要です。

どうしても仲介手数料を払いたいたくないという場合でも、登記手続きだけは司法書士に依頼することをおすすめします。

不動産会社と一般媒介契約・専任媒介契約を結んでいる場合

不動産会社と一般媒介契約または専任媒介契約を結んでいる場合、売主自身で買主を見つける自己発見取引が認められています。

そのため媒介契約を結んでいる不動産会社に違約金などを請求されることはなく、そのまま仲介に入ってもらって売却手続きを進めるか、個人的に取引するか決められます。

不動産会社と専属専任媒介契約を結んでいる場合

不動産会社と専属専任媒介契約を結んでいる場合、自己発見取引が一切認められないため、友人や知人であっても必ず不動産会社を通して売買取引をおこなうことになります。

どうしても個人的に取引したければ、不動産会社から広告費等を請求される可能性があるので注意してください。

逆にいえば、売却活動にかかった広告費を払いさえすれば、専属専任媒介契約を結んでいたとしても、個人的な取引に変更できるということです。

友人や知人とのマンション売買取引における注意点

友人や知人と不動産売買する注意点

友人や知人にマンションを売却するときの注意点は、価格に納得できないまま売買取引が進んでしまうということと、友人との関係に亀裂が入る可能性があるということです。

価格に納得できないまま売買取引が進んでしまう

友人や知人にマンションを売却する場合、価格に納得できないまま売買取引が進んでしまう可能性があります。

取引相手が友人であることから高めに売却価格を設定できず、本来であればもっと高く売却できたかもしれないというモヤモヤとした気持ちを残してしまいます。

また購入者である友人も、売主が知り合いということで値引き交渉しにくいというデメリットがあります。

気を使い合った結果、お互いに価格に納得できないまま売買取引を進めていかなければならなくなります。

友人との関係に亀裂が入る可能性がある

マンションを売却する相手が友人の場合、トラブルになるリスクが高まります。

なぜなら取り決めるべきルールについて「友人だから大丈夫だろう」という気持ちから、しっかりと決めないケースがあるからです。

たとえば瑕疵担保責任の範囲について明確に取り決めなかった場合、後から瑕疵が発見されたときにどちらの責任になるのかをめぐって揉めてしまいます。

マンション売買取引で言った言わないなどのトラブルになってしまえば、友人関係に亀裂が入ってしまいかねません。

個人売買すると買主は銀行からローン融資を受けられない

個人的にマンション売買取引をおこなう場合、買主は銀行から融資を受けられません。

銀行がローンを融資する条件である、宅建業者が作成する重要事項説明書の提出ができないからです。

また素人が作成した売買契約書や登記書類には不備があることが懸念されることから、銀行は不動産会社が仲介しない売買取引に対して融資をおこないません。

友人が現金で売買代金を用意できれば良いですが、できなければ個人売買は難しいでしょう。

知り合いにマンションを売却するときのトラブル回避のコツ

トラブル回避のコツ

知り合いにマンションを売却するときのトラブル回避のコツは、不動産会社に間に入ってもらって売却することと、売買契約書の内容は手抜かりなく取り決めることです。

不動産会社に間に入ってもらって売却する

不動産会社に間に入ってもらうことで、友人や知人との不動産売買取引で起こり得るトラブルを回避することができます。

不動産会社の役目は買主を探してくるだけでなく、売買取引を安心、安全に進めることであり、そのために仲介手数料を支払います。

不動産会社に仲介してもらうことで回避できるトラブルは、以下のとおりです。

  • 告知漏れによるトラブル
  • 瑕疵の範囲があいまいなことによるトラブル
  • 書類の不備によるトラブル
  • 売買取引にかかる費用分担によるトラブル
  • 重要事項説明書がないことによるトラブル

不動産の知識がない素人がマンションの売買取引を完璧におこなうのは困難ですので、不動産会社に仲介してもらって売却することをおすすめします。

売買契約書の内容は手抜かりなく取り決める

不動産会社を仲介する場合にも言えることなのですが、売買契約書の内容は手抜かりのないよう取り決めましょう。

友人や知人が相手だと「細かく決めなくても大丈夫」となる傾向にあるのですが、むしろ友人や知人だからこそ細かくルールを決めておく必要があります。

マンション売買をきっかけに友人と仲が悪くなるのを防ぎたければ、細かい点まで詳細に取り決めておくことが大切です。

管理人からの一言「友人や知人との売買取引は通常よりも慎重におこなう必要がある」

友人や知人とマンション売買取引をおこなう場合は、通常よりも慎重に手続きをおこなう必要があります。

瑕疵や売却価格について、しっかりと取り決めておかないとトラブルに発展しかねません。

友人間でマンションを売却する場合であっても、不動産会社に間に入ってもらって手続きを進めることで、売却後のトラブルを回避できます。

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